プレカットで現場の負担を軽減

木造住宅の約90%がプレカットの時代
建築はさらに合理的に進化します

従来、木材は大工さんの手によって建設現場でひとつひとつ加工されていました。しかし、大工さんの数は15年前に比べると半減しており、今後さらに深刻化していく模様です。そんな中、木材をあらかじめ機械加工した状態で現場に搬入するプレカット工法が普及しました。

プレカットは現場の負担を減らすだけでなく、機械ならではの合理的な作業フローで信頼性の高いスピーディーな加工を可能にします。また、納入まで木材が適切に保管されるため、煩雑になりがちな現場での管理状況も改善されます。

院庄林業では、東日本と西日本にそれぞれプレカット拠点を設け、全国に迅速にプレカット材を送り出せる体制を整えています。

大工さんの人数の推移(国勢調査)

多彩な加工技術

職人仕事は段取り八分
現場ですぐに使える様々な加工に対応します

院庄林業のプレカット工場では、用途に応じて様々な加工機を取り揃えています。長さの切断、上下の穴加工、横蟻仕口や火打彫りなどの横加工、継ぎ手加工など、コンピュータ制御による熟練工並みの精度で、欲しい形にカットします。

プレカットのメリットは加工だけではありません。例えば上棟日。今後の工期を左右する重要な日に、あらかじめ床合板や野地合板のカットを済ませておくことで、余計なゴミを出さずにスムーズな滑り出しとなるでしょう。

機械では対応が難しい細かな加工は弊社のベテラン大工がひとつひとつ手作業で加工します。また、加工済みの木材は品番を記載して養生した状態で出荷されるので、現場での管理にも役立ちます。

  • ホールダウン加工
  • 45mm 間柱欠き加工
  • 羽柄加工
  • 手加工
  • 合板プレカット
  • 金物工法加工
    (HSS/テックワンP3)