院庄林業の主力製品は国産ヒノキの『匠 乾太郎(たくみ かんたろう)』と、シャチのマークの『集成材』、そして木材の『プレカット』です。昭和30年の創業以来、大手ハウスメーカーを始め、多くの建築業の皆様から支持を賜り、お陰様で現在では国内でもトップクラスの実績を誇っております。
私たちは、木材の価値を最大限に高める加工技術で、日本の木造建築には欠かせない国産ヒノキを、更に丈夫に、更に美しく製材します。独自の乾燥技術が実現する背割りのない『匠 乾太郎』は、従来のヒノキ材の弱点を克服し、無垢材による木造住宅の可能性を広げます。
また、高い耐久性や加工性を求められる現場では、集成材の需要が高まっています。院庄林業は全国最大級の生産ラインを持ち、高度なプレカット技術と豊富な配送拠点で、「今、欲しい木材」を効率的にお届けします。
院庄林業は岡山県を基軸に、国内外に様々な拠点を所有しています。特に国内では増加する東日本の需要に応えるべく、東京都と静岡県に窓口を置き、東西に渡って迅速に木材を供給できるよう努めております。
製造から配送まで一貫して行うからこそ、ご注文の規模を問わず無駄のないワークフローで効率よく建築現場へ木材をお届けします。
院庄林業では、植林から製材、配送までのすべての工程において徹底した品質管理を行っています。木材は複製可能な工業製品と違いひとつひとつ状態が異なるため、厳しい水準を設けて、緻密な管理を行う必要があります。
例えば含水率の管理。
山から伐り出された状態の桧は大量の水分を含んでおり、安定した木材にするためには乾燥を繰り返し、木に含まれる水分の比率(含水率)を15%以下にコントロールしなくてはいけません。私たちは妥協のない水準規定を設け、何重もの社内点検をクリアした木材のみを出荷します。
また、それらの工程から不透明な要素を排除し、建築業の方にもお施主様にも安心してご利用いただくために、すべての商品にロットナンバーを印字し、産地から製造年月日、製造工程に至るまでトレースできるトレーサビリティを徹底しています。