【コラム】LIXIL「アクアセラミック」
本年、LIXIL(INAX)から新しいトイレが発表されました。
デザインの変更やツールのマイナーチェンジなどは毎年少なからずあるのですが、今回注目するこの「アクアセラミック」は便器自体の新しい「素材」であるというところです。
「100年クリーン」と言われているように、超親水性なので便器の汚れが水を流すだけでツルンっと落ちていくのです。
黒ずみや黄ばみ、水アカが残らないというのは本当に嬉しいことです。
LIXILは「トイレ用陶器の画期的な発明」と謳っています。
世界的な※マテリアルコネクションが「革命的」と認めた素材であることも見逃すことはできません。
弊社でも既に、何台か採用させてもらっていますし、自宅でも一台入替してみました。実際使ってみると、効果は歴然でした。
ホントに汚れが残りません。
これが何年、何十年と続く、、いや、「100年クリーン」でしたね!
素晴らしい開発だと思いました。
現在CMもやっていますね。
トイレと言えば、TOTO対INAXという構図でお互い切磋琢磨して成長してきたと思いますが、今回はLIXIL(INAX)あっぱれです。
それと、汚れが残らないといっても普段の拭き掃除などのお掃除はやってあげてくださいね。
そうすることで、綺麗なトイレがさらに快適な空間になっていきますから。
というわけで、「アクアセラミック」。
これからのトイレにはマストです!
※マテリアルコネクションとは?
マテリアルコネクションは、さまざまなマテリアルや加工技術を、製品、デザイン、開発および製造のイノベーションに結びつけるためのサービスと提案を行う、世界に拠点をもつコンサルティング企業です。世界各地から集めた注目素材7,500種以上(2016年1月現在)をデータベース化し、それらを手に取って確認できるライブラリーを設置。コンサルティング部門では、マテリアルの専門家たちの目を通して、製品開発の戦略立案から製造サポートまで幅広い提案を行っています。本社はニューヨーク。会員数は現在、企業、研究者、デザイナーなど約36,000名。データベースの利用者数は約100万人に及びます。東京拠点は、2013年に開設。アイデアを現実に変える素材の提案で、日本企業の製品開発をバックアップしています。