【コラム】リフォームの難しさ
住宅リフォームでは、予想以上の歪みやトラブルを抱えていた場合、きっちり対応するのは、人数も手間も期間もかかってきます。
もちろん材料代も余分にかかってきます。
ある程度築年数が経っている現場が多いため、解体して初めてわかる内容にどう対応するかが問題です。
テレビ番組でもやっていたりもしますが、基礎や土台などが朽ちていたりすることもあります。
事前のお見積りをもちろんするのですが、あらゆる事態を想定して考えなければならないので、工事内訳を変更させないといけない場合があります。
経験値という財産
大手のリフォーム会社が次々と撤退していくのは、この対応が想定以上に難しくて対応できずに、利益の確保ができないからです。
頭がお金の利益第一だからです(悪口ではありません、それも大事なことですから)。
私どもも利益確保はもちろんですが、それにプラスして、新たな経験という財産、そして今までの経験を発揮できる嬉しさ、そしてそれらを乗り越えて完成させる喜びを大事にしているのです。
そしてそれこそが、これまであらゆるリフォームに立ち向かう強さになってきたのだと自負しています(かっこいいこと言うてますな~)。
またリフォームでは、いくら様々な資格をもっていても、既存が予想を越えた造り方をしているケースが多いので、リフォーム現場経験が乏しい知識ではあまり役に立たないケースが多いのが実状です。
生粋の仕事師『チーム日下工業』
チーム日下工業は、長年あらゆる現場で実績を積んできました。
どんなリフォーム現場の困難にも負けず、成功を勝ち取ってきました(また言うてますな~)。
時には結果として利益があまり残らなかったリフォームもありました。しかし、仕事師としての満足が心に残りました。(←ここは金額が決まった額しかなかった現場。追加計算、お打ち合わせももちろん大事です。)
私どもは、職人監督として、職人さんと一緒に動きます。
なので、全てを把握しながら動いています。現場進行中、緊急対応を迫られながら判断し手を打つ。最終的な仕上がり、お施主さんの10年、20年後の暮らしぶりをイメージし、手を施します。
ほっといたら分からないようなこともあるのですが、目をつぶるわけにはいかないのです。
これがチーム日下工業です。何だかええことばー言うて、自社アピールみたいになってしまいましたね!
これからも、商売気のある経営者と、商売気のない職人気質を兼ね備え、日々努力していきたいと思います。