SW工法の家④~耐久性について~
通気層構造と高性能断熱材が住まいの耐久性を高める。
末永く快適に暮らすために、世代を超えて住み継げる家であるために、
また資産価値を維持し続けるために、建物の耐久性を見逃してはなりません。
一番のポイントは、湿気による壁内部への結露の発生を抑えること。
特に断熱材の耐湿性がそのカギとなります。
結露の発生を抑え健康な住まい長持ち。
最高水準の性能を持つ断熱材が壁の内部結露を抑えます。
高気密・高断熱の住居環境が、カビやダニの繁殖につながる嫌な結露を抑えます。
スーパーウォールの家で使用している断熱材は、高性能な硬質ウレタンフォームです。
その特徴は湿気を通しにくく、グラスウール比およそ2倍の断熱性能。
通気層構造と湿気に強い断熱材・硬質ウレタンフォームの使用で、
壁の内部に発生する結露を抑え、構造材の腐食を防ぎ、住まいの耐久性を高めます。
現場発泡ではなく工場生産にこだわる理由。
硬質ウレタンフォームは、イソシアネートとポリオールの2液を用いて
混合・化学反応させて合成した発泡体です。
単純なメカニズムで成型するため、
条件を間違えると良品のウレタンは成型されません。
LIXILの工場では、2液の調合比率、温湿度環境、
発泡面の湿度、発泡方法など、徹底した管理を行っています。
現場における発泡ではなく工場生産にこだわる理由は、
高性能なウレタンフォームの安定した品質を維持するために、
細部にわたる品質管理が必要であるからなのです。